人生経験が決め手!相手を信用させる探偵の聞き込みスキル

私立探偵が駆使する聞き込みの技術とは?

現実の探偵で、尾行や張り込みの次に重要なのが、聞き込みでの情報収集です。
ただし私立探偵には警察のような捜査権がなく、一般人に強く情報を求めることはできません。
そこで様々なテクニックが用いられます。

問題がない場合は、探偵の身分を明かして関係者に聞き込むこともありますが、多くは別の素性を名乗っての聞き込みになります。
その場合、対象の素性に合わせてセールスマンや土木関係者などを称し、対象の情報を集めても不自然でないプロフィールを作成して聞き込みに当たります。
もちろん設定に合わせて変装することもあります。
ただし身分詐称や名誉毀損などの法に触れるため、公務員と実在する企業団体などの関係者だけは決して名乗りません。

他にも聞き込み相手には手土産を用意する、また有力な情報には謝礼を渡す。
相手が女性なら、若い女性探偵が担当するなど、様々な方法で相手の安心と信頼を勝ち取るのも、探偵の聞き込みテクニックです。

相手を安心させるプロ探偵の聞き込みスキル

聞き込みの本質は対人スキルです。
マニュアル通りではなく、相手の反応によって臨機応変の対応を要するため、人生経験豊富なベテラン探偵の出番になります。

優秀な探偵は穏やかな態度で相手を安心させ、別の話題を装ってさりげなく目的の話を聞き出します。
また聞き込み相手の服装や玄関先の様子などから、相手の趣味や好みを見抜いて、その話題から切り出すことで相手に親しみを覚えさせる。
些細な口調や目線の動きなど、話すときの態度から、そこに嘘や隠し事などがあることを見抜くといった、心理的な観察力も必要です。
一方で話しながら脳内で必要な情報を選別し、論理的にまとめて次の質問を繰り出す能力も重要になります。

物語の探偵や刑事には一見冴えない風貌ながら、人懐っこさで相手を信頼させて自然と話をさせる。
それでいて実は隙がなく、わずかな不審点も聞き逃さないという人物が登場します。
これは実は、現実の探偵にも必要なスキルなのです。

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